アイルランドからタンデム夫婦のハッピーBMWバイクライフ!

ミュンヘン旅行・リンダーホーフ城とオーバーアマガウ村

お城ツアーの続きでノインシュヴァンシュタイン城の後、
もう一つのルードヴィッヒ2世のお城、リンダーホーフ城に行きました


リンダーホーフ城はノインシュヴァンシュタイン城に比べて小さいですが
ルードヴィッヒ2世が最も長い時間を過ごしたお城です


お城の前には美しい庭園があります
城内ツアーの前に記念撮影


毎時間この噴水が始まってとても幻想的です


お城の中は写真が撮れないので借用したもの
1ミリの隙間もないくらいに装飾がされていて、
ルードヴィッヒ2世のお城の中で一番ゴージャスと言われています


このリンダーホーフ城で一番有名なのはこのマジックテーブル
このテーブルはルードヴィッヒ2世のダイニングテーブルです
実はこのテーブルは上下に動くのです


人嫌いなルードヴィッヒ2世のために
1階のキッチンで用意した料理をテーブルに用意してから
このエレベーター式の機材でテーブルを
上の階のルードヴィッヒ2世に届けたそうです
徹底した人嫌い、すごい人です


お城の後ろの庭園
この庭園の先には


グロットと呼ばれる幻想的な洞窟があります
まさにディズニーランドみたいです
当時の貴族の間ではグロットを持つのが流行っていたようです
もちろんルードヴィッヒ2世のグロットが一番ゴージャスです


ルードヴィッヒ2世、彼ほど美を追求した人はいないのではないのでしょうか
かなりの国費をお城の建築に費やし国から無理やり狂人のレッテルを張られ、
水死という謎の死で人生と閉じたババリアの国王

彼の死後、すぐにすべてのお城を一般公開して国費の回復を始めたババリア政府
入場料から1902年にはすでにすべての負債を返済し、
現在も毎年ドイツに莫大な収入もたらすルードヴィッヒ2世のお城

人嫌いなルードヴィッヒ2世は毎日莫大な数の観光客が
彼のお城に訪れて天国でどう思っているのでしょう

バスツアーの最後はオーバーアマガウ村に行きました
アルプス山脈の麓のとてもかわいい村です

アルプスを思い描いた通りの景観


木工芸品と家の壁画が有名です


木で出来たバイクのおもちゃ、優しいぬくもりを感じます


おとぎの国に来たみたいにどこを見てもかわいいです


オーバーアマガウ村はキリスト教の受難劇・パッションプレイで有名です
1633年この村はペストに見舞われ村人のほとんどが亡くなり、
生き残った村人たちが神様に自分たちを救ってくれたらこの劇をすると誓ったのが
パッションプレイの始まりです
今でも10年に一度行われるパッションプレイに世界中のキリスト教徒が訪れます


この教会で村人達がパッションプレイの話し合いを持ちました


教会内はとても美しい装飾が施されていました


教会の墓地


もう一つ有名なのはグリム童話の壁画
これは赤ずきんちゃん


ブレーメンの音楽隊


ヘンゼルとグレーテル
壁画を見ながら村を散策、楽しかったです
同じバスツアーの人たちはみんな違う国籍ですが
グリム童話はみんな知っていました


ちょっと肌寒い天候でしたが本当に参加して良かったです
一日でいっぱい見れて大満足

明日のミュンヘン市内を紹介します